羽ー津(中編)

実際に入ったら、そこまで悪い場所じゃなかった。


生徒もみんなそれぞれ一生懸命になって輝いてた。

熱い人がいっぱいいた。



僕もここで頑張るぞ!
TOEICで高得点取るぞ!


って最初は意気込んでた。




で、少しずつ英会話とか就活講座とかに出ていった。



それで、徐々に疑問がわき始めた。



英会話は、実力に合わせてレベル分けされる。

それで、レベル1の人はレベル1の授業を取るんです。

レベル1の中にもピンからキリまでいるわけです。

その中で色々英会話するんだが、やっぱり相手が自分より出来ないと不安になる。
「学生しかいない所が良い所だよ!」って言ってたが、良さがわからない。

レベルは下がるし、社会人で英会話を習ってる人よりモチベーションも低い。目的が曖昧だから。


「上手い人と話さないと上手くなれるわけない。個別指導のが絶対に良いでしょ!」って思ってきた。





就活講座は、薄い冊子を配られて、それを元に一時間の講義みたいな感じ。
面接力、リーダー力、エントリーシート力…とかの講義。



言ってる事は間違ってはいないと思うが、今更??って思った。

僕は10月に就活を本格的に始めてから、前にも書いたように説明会とか行きまくってた。そこで、色々と話を聞いていたし…。

周りは、うんうん頷いているが、みんな私服。僕は説明会の帰りに寄ってたのでほとんどスーツだったから、こいつらなんなの?って思った。こんなとこで講義聞くより、会社の人事担当者の話を聞いたほうが為になるに決まってる。



テキストも薄っぺらく、普通に読んだら10分もかからない。なのにチンタラと一時間もかける。





またある時、講師の公演みたいなのがあった。
講師が自身の体験をふまえ、就活についてテクニックとかを語ってくれるのです。


「就活は恋愛みたいなもんだ!」
「俺は就活で希望業界に全て落ちたが、学院長にぜひ講師になって欲しいといわれてここの講師になった。希望業界は恋愛としてふられたが、こことはマッチした。ミスマッチをなくせ!」
「俺が就活本を隅から隅まで読みつくして出した答えが、これだ!(以下テクニックのお話)」


周りの生徒は、
「間違いない!」(←なぜか相づちのように何度も言ってた)
「いやぁ半端ない!」
とか言いながらウンウン頷きながら聞いてた。

終わっても、
「いやぁ半端ない!」
「聞いて良かった!」
「すっげぇ為になったわ!」
とか賛美しかしてなかった。


僕は賛同より疑問のほうが強かった。


「ちゃんと志望業界に内定貰っていて、それでもやっぱりここで働きたい!って思って講師になったのならともかく、全滅して仕方なく講師になったとか、説得力なさすぎでしょ!
就活本読み漁って出した結果って…つまりはこんなとこ来なくても就活本読み漁れば良い話じゃん!アホか。」


って思った。

周りはもう
「いやぁ半端ない!」
しか言ってない。

アホか。


全員感想文を提出しろといわれたので、少し賛美しつつも批判的な感想を提出した。






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by yama-syuukatu | 2010-02-05 18:56  

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